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カメラのお作法 1

こんにちは。

久しぶりの投稿になってしまいました。

さて、今回は「カメラのお作法」

内容は

カメラ初心者の方向けカメラの扱い方講座!

●子供が生まれたから

●子供の入学、入園式など

●趣味で写真を始めた

などでカメラを買ったばかりの初心者の方に

今回はぜひ読んでいただきたいです。

すごく初歩的な話なんですが、ずっと長く写真

と付き合っていくための内容です。

前回はレンズキャップのお話でした。

キズ防止のためにレンズキャップつけなくても

良いんじゃない?という提案でした。

今回はレンズにも、カメラ本体にも、できるだ

けキズをつけずに持ち歩く方法です。

(レンズのガラス面ではなくレンズと本体の

ボディ部分)

⓵ 首からカメラをぶら下げない

これは、カメラにキズをつけないためというよりは

実は体のためという事。

と、言ってもこれはヘビーユーザーの人向けと重め

のカメラを使っている人の場合。

(重さはどの位から影響するのかってのはなんと

も言えませんが・・・)

でも、お子さんを撮り始めて写真にどハマりして

いつもカメラを持ち歩く方も出てくると思うので、

今は初心者の方でも、これからお伝えする事は覚え

ておいて良いと思います。

何故⁇

●首への負担を軽くするため

重いカメラを首からぶら下げていると、首を痛めて

しまう場合があるからなんです。

著名な女性写真家が普段からカメラを首からぶら下げ

ていたんですが、そのために首を悪くしてしまって

一時期写真から遠ざかってしまったのは有名な話。

僕も写真を始めた時に師匠から、「カメラは首から

下げるなよ」と言われました。

仕事の際、カメラマンは一度に2〜3台ぶら下げて撮影

する場合もあるので、緊急避難的に首からぶら下げる

場合もありますが、すぐに首から外して肩にかけ

直しています。

テレビや映画などに出てくる『プロカメラマン』像では

「カメラマン=首にカメラをさげてる」という絵柄が

アイコン的に描写されますが、実際はあまり首から

カメラ下げてるプロはいないんじゃないかな?

僕も記者会見や事件取材の現場などで、他の大勢の

プロカメラマンと接する機会がありますが、ほぼ首

からぶら下げているカメラマンは見た事ないです。

たまに3台同時に使ってるカメラマンがいますが、この

場合は、肩は二つしかないので、しょうがなく首に掛け

てる人もいます(笑)

●スレキズ防止の観点

この点に関しても、首から下げるのはオススメしません。

首から下げるとどうしてもフロントのボタンやファスナー

などに擦れてしまい、カメラ背面部分のキズに繋がって

しまいます。

デジタルカメラの場合はボディの背面に液晶画面が設置

されてますが、首からだとボタンやファスナーが無くても

服との接触面が広く、摩擦も増えてしまいキズが発生

しやすくなります。

また、重量が重いカメラだと重みで圧迫されてもっと

キズが発生しやすくなります。

背面の液晶は、保護用強化ガラスを買って貼ってらっしゃる

方も多いとは思いますが、安心してはいけません!

洋服の繊維との摩擦は、ボディ自体の塗装も徐々に

剥がしていってしまいます。

でも、キズや塗装の剥がれは絶対ダメという事ではあり

ませんよね?

自分のカメラを使い込んで、塗装が剥がれたり、キズが

ついたりしたカメラもイイもんです。

逆に愛着なんてのも出てきます。

使い込まれて少しキズが入ったり、塗装が剥げてきてる

道具ってプロっぽくってカッコ良くありません⁇

1台を長く使っていきたい方はキズなどに神経質にならず

ジャンジャン使い込んでいって欲しいです。

ただ、現在は2年で新機種が次々発表され、新機種の画質が

前モデルより驚異的に良くなっている場合が多いです。

写真にハマっていくとどうしても「新機種が良いな〜」

となり、カメラの買い替えなんてこともしょっちゅうする

方も多くなってきます。

新機種に買い換える場合、中古買取業者に下取りに出す事

が多くなるんですが、この際に重要なのは付属品や元箱の

他に「キズの有無」が重要になってきます。

できるだけ最新機種を買い替えて使っていきたい方はやはり

キズには気をつけて使っていただいた方が、下取り価格も

高くなるので、お金の負担も少なくなります。

ここまで説明した内容でおわかりいただけたと思いますが、

首からカメラをぶら下げるのはやはりオススメしません。

実際に首への負担がどの位の重さから影響してくるのかは

専門家ではないので詳しくは分かりませんが、実際に

首を悪くしたカメラマンがいるという話を紹介しました。

カメラのキズも減らせるのでこれから写真を始めるパパ、

ママさん達は実践してみてください。

次回は肩からカメラを下げて持ち運ぶ時の話をお届けします。

細かい話なんですが、長くカメラと付き合っていく時に

重要な内容になってますよ。

では次回もよろしくお願いします!

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