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​出産立ち会い撮影ご希望のお客様へ


赤ちゃんの人生の最初の1枚となる写真をお撮りします

出産の撮影は、最初は仕事としては考えていませんでした。
なぜなら、自分自身は撮られた側であって、撮った側ではなかったからです。
しかも、助産師さんの資格を持っているわけでもなく、
なんの知識もない、ただのフォトグラファーが、
出産の撮影ができるものだとは考えていませんでした。

ところが、産後の入院中の赤ちゃんの撮影を始めたところ、
お問い合わせと、ご依頼のほとんどが出産の撮影でした。
(本当は、裏メニュー的な扱いにしておこうかと考えていました。)

撮るならば、きちんと向き合って撮影したい。
けれど、お産は予定日があっても、いつやってくるかわからない。
他の撮影が入っていると間に合わない。
その場合、代わりのカメラマンはどうするのか…と、問題点は山積みでした。
周りで、出産の撮影をしているフォトグラファーもいないため、
誰かに意見を聞こうにも、参考にできる形がないのです。

そのため、出産の撮影をご希望される場合、
必ず撮影できるとは限らないという点と、
その場合、その後どういったプランに切り替えるのかという点を
必ずお話させて頂いています。
そして、納得していただいた上で撮影をお受けしています。

私自身は、1回しか出産を経験していませんが、
おそらく、普通に生活している中では、
少し多めに出産の現場に立ち会っている方じゃないかと思います。

お産は、日常の延長上にあるものですが、
場合によっては命がけです。
やはり、すべてが終了するまで、
何が起きるかわからないということもありますので、
基本的には、母子の安全第一です。
お産の現場の邪魔にならないように、流れに合わせて撮影をしています。

お産は、人それぞれ違うので、
撮影内容も、それぞれ違ってきます。
必ず、サンプルと同じカットが撮れるとは限りません。
赤ちゃんとお母さんと助産師さん、それぞれが頑張っているところを、
私は、横からドキドキしながら、内心泣きそうになったり、
一緒にお腹が痛い感じになったりしながら
きっちり撮るしかできないのです。

お医者さんでもない、助産師さんの資格があるわけでもない、
ただ、その場にいて写真を撮るだけですが、
信用して頂いて、立ち会わせて頂けるのは、
本当にすごいことだなと常々思っています。

豊島産婦人科で出産直後の赤ちゃん。ハレノヒ写真では出産立会い撮影を承っております
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